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温泉達人・野口悦男の“イチオシ!”

【珍しい色の自家源泉を持つ宿 - 塩原元湯温泉  大出館】梅雨の晴れ間には、眩いばかりの緑に包まれる6月の栃木。今回はその栃木県北部にある塩原温泉の宿を紹介します。木々の緑とは対照的な、かわった色の源泉を持っているそうです。

【イチオシ! - 「温泉通なら一度は体験したい、真っ黒な『墨乃湯』」】塩原元湯温泉は、塩原温泉郷の最深部にある山間の温泉地。手前の温泉街には賑わいもあるけど、ここはひっそりと三軒だけが営業していて、昔ながらの湯治場の雰囲気も残ってるんだ。 この大出館には墨乃湯というすばらしい温泉がある。その温泉の実力は、「墨乃湯」だけにオレの「お墨付き」!なーんて冗談はおいといて、文字通り真っ黒な温泉で、湯上がりにからだを拭くと、タオルが黒くなってしまうほど。ぬるめの湯には鉄分がたっぷり含まれていて、飲泉もできるし、常連なんかは、湯船の底から黒い鉱泥をすくってからだに塗ったりするんだ。温泉通なら一度は体験したいね~。 6月の塩原温泉郷はイベントもあるし、晴れた日には緑がとてもきれい。大出館の墨乃湯と塩原周辺の観光を満喫してみてはどうかな? 温泉達人 野口悦男

外観


上塩原温泉からクルマで山道を10分ほど走ると大出館に辿り着く。


周囲を緑の木々に覆われた、山間の素晴らしい環境だ。

内湯


イチオシ!の墨乃湯。通常は混浴だが、女性専用の時間も設けられている。


黒々とした湯が張られた墨乃湯の浴槽。ぬるめの温度で、長湯もできる。

露天風呂・内湯


御所の湯源泉を使用する露天風呂「岩の湯」。日によって源泉の色が変化する。


混浴内湯の「平家かくれの湯(左)」と「御所の湯(右)」。

館内・料理


必要最低限のもののみ用意された客室。すぐ外を野鳥が飛び回っていた。


山の温泉宿らしい料理。ご飯をしっかり食べられる品々が並んでいる。

野口悦男 プロフィール
温泉ジャーナリスト・冒険家。埼玉県に生まれ、奥武蔵の自然の中で育つ。山岳・スキーカメラマンとして活躍。ヒマラヤのナンダ・デビィ山域では、世界初のスキー縦走に成功。平成12年に日本全国三千湯の温泉入湯を果たし、現在は温泉ジャーナリストとしてテレビ・雑誌で活躍。主な著書に「認定「温泉遺産」日本の名湯100」「とっておきの温泉 危ない温泉」「にごり湯百選」「温泉遺産」など多数。日本温泉遺産を守る会代表。
  • 塩原元湯温泉 大出館
    〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原102
    電話:0287-32-2438
  • 料金:
    1泊2食 ¥8,550 から
    日帰り入浴 ¥600
  • 大出館の詳細情報はこちら
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