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温泉達人・野口悦男の“イチオシ!”

【戦国の世を現代に伝える温泉宿 - 青根温泉 不忘閣】青根温泉は、白石市から国道457号線を進み、有名な遠刈田温泉を越えた先にある温泉地です。小さな温泉地ですが、ここの不忘閣には歴史的に大きな意味を持つイチオシがあるそうです。 温泉達人 野口悦男

【イチオシ! - 「伊達政宗が愛した伝説の湯船」】今回は宮城県の青根温泉にある「湯元不忘閣」を紹介しよう。ここは、伊達藩の御殿湯としての歴史を持つ由緒正しい宿だ。おっと、お固い雰囲気になってしまったけど、今では誰でも泊まれるから安心してね(あたりまえか・・・)。 イチオシ!は、伊達政宗をはじめとする歴代藩主の体を癒してきた伝説の湯船「新湯」。400年以上もの歴史を刻んだ石組みの湯船が、なんと今もそのままの形で残されているんだ!政宗公はこの黒光りした湯船に体を沈め、天下統一の夢を描いていたのだろうか?なんて柄にもない事を想像しちゃったよ。 そうだ、「大湯」も忘れちゃいけない。一度は姿を消した共同浴場を、二年間もコツコツと手作業をして宿泊者専用の湯船として復活させたんだ。青森ヒバを贅沢に使った「大湯」に、きっと天国の政宗公も入りたいと思ってるんじゃないのかな。 温泉達人 野口悦男

館内


玄関近くのスペース。伝統のある宿だが、デザイン性も高い造りだ。


落ち着いた雰囲気の客室。庭園を眺めながら静かに時間を過ごせる。

内湯


400年前の湯船が残る「新湯」。伊達政宗もこの湯船に浸かっていた。


伊達藩の歴代藩主が愛用した「御殿湯」。こちらは現代風の湯船となっている。

内湯


青森ヒバを使い、2年もの歳月をかけて、手作りで完成させた「大湯」。


蔵の中に湯船が置かれた「蔵湯浴司」。檜の香りが漂う。

館内


青根御殿内に展示された品々。宿泊者は無料で見学する事ができる。


伊達家に関する貴重な品々が、ところ狭しと展示されている。

野口悦男 プロフィール
温泉ジャーナリスト・冒険家。埼玉県に生まれ、奥武蔵の自然の中で育つ。山岳・スキーカメラマンとして活躍。ヒマラヤのナンダ・デビィ山域では、世界初のスキー縦走に成功。平成12年に日本全国三千湯の温泉入湯を果たし、現在は温泉ジャーナリストとしてテレビ・雑誌で活躍。主な著書に「認定「温泉遺産」日本の名湯100」「とっておきの温泉 危ない温泉」「にごり湯百選」「温泉遺産」など多数。日本温泉遺産を守る会代表。
  • 青根温泉 不忘閣
    〒989-0908
    宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1
    電話: 0224-87-2011
  • 料金:
    1泊2食 ¥13,650 から
    日帰り入浴 -
  • 不忘閣の詳細情報はこちら
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